2006-08-27 ■ 誰もが勘違いをしていた。 重大な勘違いをしていた。 その勘違いは彼に容赦なく襲い掛かった。 ・・・そう、「手持ち用ロケット花火」ではなかったことだ。 火が火薬に引火したとたん、彼にものすごい火花が舞い散った。 そして、彼の上着に丸い穴を開けてしまったのである。 そして追い討ちをかけるかのようなまさかの 「パンッ!!」 これは、ある夏の日に行われた決死の計画のドラマである。