ついまる分解・改造

ついまるを分解・改造してみた


具体的に言うと、中のEEPROMを書き換えてフォロ美をフォ郎にします。理論的には逆も可能です。
写真多め。
長くなるので


ついまる「フォロ美」の分解と改造を行います。
真似して起こった損害等には一切責任を負いません。
また、本記事に問題がある場合はご指摘いただければ迅速に削除します。


まずは、ついまるアプリの状態およびデバイス名を確認。

フォロ美 Takaratomy2


分解。
ネジをとります。

TWITTERって・・・。TSUIMARUじゃないんだ。


基板を取り出します

構成


・SSS1623    メインのIC  USBヘッドセットコントローラ
・12MHz X'tal  水晶振動子  SSS1623のクロックとなる。音質を上げたいならTCXOとかにすればいいんじゃないかな(爆)
・93C46A    EEPROM    これにデバイス名が書きこんであると考えられる。のちに事実になる。
・MD4103    アンプ    3WフィルタレスD級パワーアンプ 直接スピーカーがドライブできるフィルタレスD級アンプ


とりあえず今回は、このEEPROMをいじってみます


取り外し


秋月のピッチ変換基板に実装して、秋月のPICPGMでリード


ASCIIの"Takaratomy2"の部分がたぶんデバイス名になるんじゃないかな。
フォロ美がTakaratomy2、フォ郎がTakaratomy1(実はフォ郎も持っている)なので0x00017番地を0x32(ASCIIで'2')から0x31(ASCIIで'1')にしてみる。


書き込んで実装。
書き換え後のついまるアプリの状態およびデバイス

フォ郎 Takaratomy1


ちゃんとショウ君がしゃべってくれます。


93C46AはSPIかな?秋月でも扱ってるし、LANボートのMACアドレスを書き込んであるEEPROMとして結構見られるはず。
Takaratomy1を書きこんだ93C46Aと、Takaratomy2を書きこんだ93C46Aを2つ用意して、スイッチとかでCSを切り替えることによって、1つのついまるをフォ郎とフォロ美で切りかえることができるかもしれない。
やってないのでわかりませんが。
SSS1623はステレオなのでUSB-DACにも出来そうだし・・・
データシートを見る限りでは音量のUP、DOWNスイッチも付けられるのかな?


以上です。




ちなみに、EEPROMを取り外したまま認識させると・・・

USB Headphone Setになります。さすとオーディオデバイスのデフォルトがこれに変更されるらしく、パソコンの音はついまるで再生されます。