昨日、比較的早く寝て朝起きたらメール着てた。
返信できなくてすみません。でも解決したようで何より。


ノートパソコンの充電池の内容だった。
メール来た件についてもそう、俺が今使っているノートパソコンもバリバリバッテリー駆動実施中なのでもう一度
そっち系のバッテリーについての再認識をここでしたいと思う。


最近の充電池はリチウムイオン(Li-ion)、リチウムポリマー(Li-Po)っていうのが使われてて今までよりも容量が多くて薄くできる。
でもかつてのニッカド(Ni-cd)やニッケル水素(Ni-MH)のような特性、扱い方と相違がある。


前述のニッカドやニッケル水素電池は「メモリー効果」がある。
これは満充電状態から60%を使い40%を残したとする。
これを何度も繰り返す(継ぎ足し充電)と残した40%は劣化し使えなくなり、電池の全容量が60%になってしまうのである。
つまり1時間駆動の物を20分のみ使い、充電。これを何度も繰り返し行っているとそのうち満充電しても20分しか使えなくなってしまうのである。


一般的にニッケル水素電池はニッカドほどメモリー効果が無いとされているがこれはニッケル水素のほうがニッカドより自己放電率が高いからである。
今はだいぶ改良され同形状でもニッカドより容量(エネルギー密度)が多い点が注目されリサイクルできる乾電池としてよく使われている。


それに対しニッカド電池は応答特性が良い。よって今も電動工具などには用いられている。
充電ドリルドライバー、インパクトドライバーなど開始と同時に強いトルク、打撃などの高負荷を必要とされるようなものがもっとも表しやすいだろう。
ちなみにニッカドは「ニッカド」「ニカド」「カドニカ(商標?)」とかいわれてる。


リチウムイオン電池は1セルあたりの電圧は3.6V、3.7Vでありニッカドやニッケル水素の1.2Vと比べ実に3倍である。
これはイオン化傾向が大きく、酸化還元電位は全原子中で最も低い−3.040Vであることから。(Wikipedia
モリー効果が無く、エネルギー密度が高いので携帯電話などの小型かつ常に使える状態にしておきたい機器に多用されている。


リチウムイオン電池の内部には非常に薄い絶縁膜があってそれが破壊されると短絡を起こし過熱、炎上してしまうことがある。(ここで心配)
かつてはノートパソコン使用中の炎上、最近では中国で携帯電話の粗悪品と見られる物がポケット内で爆発し死傷者が出ている。
携帯電話の電池が膨らみ著しい容量の低下が起き、無償での電池交換がアナウンスされたこともある。


そのためパッケージ、構造などの全体の見直しや何重もの保護回路(過放電、過充電、過熱監視等)をつけ、釘を刺しても炎上しない(釘刺しテスト)程度まで安全性が高められている。(ここで安心)


0%に近い状態からの充電では放電により0%になっただけでなく保存中の条件(振動とか)や、劣化によりショートし、0%と判断されている可能性がある。
そのため開始から一定時間の充電(充電初期)では、ちょっとずつ、ちょっとずーーーつ電気をかけて電池が故障していないかを判断する。
だから0%に近いの状態でそこそこ放置やずっと使っていない状態から充電するとここで時間がかかったりする。家にあるPDAが前にそうだった。


ではリチウムイオン、リチウムポリマー充電池の保存方法は?


簡単に言うとこうです。
・満充電に近い状態(100%)で保管を繰り返すと劣化が速くなる。
・完全に0になった状態で保管すると、過放電になり充電ができなくなってしまう。


…結局どっちやねん って思ったら真ん中らしい。
・バッテリーを50%充電した状態で保管しておくことをお勧めします。(アップル)


んな感じだって。俺も気をつけよう(笑)