豚ハンバーグ油流出事故

豚ハンバーグ肉汁流出事故



豚ハンバーグ肉汁流出事故(ぶたハンバーグにくじゅうりゅうしゅつじこ)は2013年に発生したハンバーグのうまみ成分である肉汁の大量流出事故である。


亀裂と流出した肉汁                    
事故に至るまでの経緯


2013年10月23日、帰宅途中のスーパーでひき肉を購入。しかし、当日のメニューが決まっていたため、後日の材料として冷凍庫に保存。
2013年11月4日、先日購入した豚挽き肉で豚ハンバーグ(以下「ハンバーグ」とする)を作る計画を立てる。
同日18時54分、このハンバーグの調理過程においてハンバーグに亀裂が発生。ハンバーグのうまみ成分である肉汁が流出した。
フライパンでの調理後、内部への火の通りのさらなる向上のため、電子レンジをかけたところ*1、肉汁が大量流出。うまみの半減、大きめの皿が油まみれになったとされる。


事故の要因



ハンバーグの肉汁を閉じ込めるには、最初に強火で表面を焼き、その後、弱火で中まで火を通すことが必要とされる。
事故の要因は以下と推測される。
  1. 表面を焼く際のハンバーグのひっくり返しすぎ。この際にハンバーグに亀裂が入り、肉汁の逃げ道となった。
  2. ハンバーグの亀裂を忘れたうえでの電子レンジ加熱。内部の肉汁があたたまり、亀裂より大量流出
  3. 以上をはじめとする、調理者の技能不足


事故のその後



調理者はハンバーグを食べる際、流出した肉汁をつけて食べるようにした。
その結果、うまみの大幅な減少等は感じられず、すべてのハンバーグ*2を食すことができた。

*1:600W 2分間

*2:227g