もっと好きなことをやればいいのに

うーん。
書くことがないな。
っていうか書いたらやばいから書けないのか?


インターネット上に自分のフルネームとか、顔とか、所在地とか、卒業校とか、そういうのを載せるのが信じられなくてね。
別に自分が有名人ってわけじゃないし、ましてや載せたところで反応なんかわかってるけど。
インターネットを初めてやった時に、親とかからそう言われたからかな?


昨日はホームページを消しました。
更新しないし、更新するつもりもなかったので。


小学生のころから電子工作とか、パソコンが好きだったから、それを「趣味です」って言ってました。実際そうだし。
そうすると、周りの大人は「へぇー、すごいね」とか「どういうことやってるの」とか興味津々で聞いてくれて、それに対して自分は当然悪く思わなかったし、むしろちょっといい気分でした。


中学生のころはチャリンコの改造、修理とか、音楽鳴らしたいからってアンプ作ったり、自転車なのにウインカーつけたり。
友人がちょっとはっちゃけてたので、それを手伝ったり、自分もちょっと背伸びしてみたり。
頭は下から数えたほうが早かったけど、そんなこと気にせずに楽しんでいました。
毎日、自転車を改造したり、はんだごてを握ったり、パソコンをいじったり。楽しかった。


高校は工業高校で、結構好きなことをやってました。それを認めてくれた先生もいたから、市民活動に参加したり、今もちょっと付き合いがあります。
ただ、このころから自分の中の常識が、所詮自分の中だったということを感じ始めました。
僕の中じゃ、「電気科=電気が好きな人が行く学科」ってイメージだったんです。
でも、実際はそういう人はいなくて、場合によっては学校すらやめてしまって。
まぁ、友人がわからない部分を自分が助けたり、逆に自分の知らないことを教えてもらったりしてたので悪くはなかったですけど。今も大切な友人です。


大学に入ったら、次は僕の中の「趣味」って言葉の定義が間違っていることに気がつきました。
「趣味」っていうのは、昔からそれが好きでたまらなくて、そればっかり考えてて、それについて興味を持っているだけじゃなくて、ずーっと大好きであることだと思っていました。
しかし、ちょっと興味があったり、興味があるだけで過ごしたり、あるいは途中であきらめてしまっても趣味なんだなと。
別に否定してないし、間違ってなどいません。ちょっと寂しかったけど。
でも、その中でも電気とかオーディオとか大好きな人はいて、その人とは今も秋葉原に遊びにいったりします。


今はどうでしょうか。


今は「趣味は電子工作です。」っていうと「へぇー。まじめだね。」って言われます。